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「英語を使う仕事」と「英語も使う仕事」の違いは何か?

目次

「英語を使う仕事」とは?

「英語を使う仕事に就きたい」から、就職・転職活動をしている人は多いと思います。
英語が得意だから、好きな英語に触れる仕事をしたいと願うのは自然なことです。
英語を使う仕事と聞いて私が思い浮かぶのは次です。

・英語担当の教諭
・受験予備校の講師
・TOEIC対策の講師
・英会話の講師
・通訳
・翻訳家
・言語学の研究者(大学教員など)
・・・

こういう仕事に就けたから幸せになれるのかどうかは分かりません。
本人次第です。
収入、勤務時間、ライバル、悩み、安定性・・・
決して恵まれているとは言えないかもしれませんが、顧客のニーズに応えるべく日々奮闘なさっているんだと思います。

「英語も使う仕事」とは?

「英語も使う仕事」とは、英語がメインじゃないけど、英語もツールの一つとして使う仕事のことです。
「英語も使う仕事」なら、探すのに苦労はしないでしょう。
ビジネスで国の内外と情報のやり取りをするのは、今や珍しくないですから。
「英語が苦手で、英語なんか見るのも嫌」という人は、仕事の選択肢を大幅に狭めていることになります。
英語が必要なのに、英語が苦手な人ばかりで困っている職場はたくさんあります。
職務を遂行する専門技能を持っているだけでなく、英語も出来るとなれば引く手あまた。
リストラの防止にも有効です。

私はメーカーに勤めるエンジニアですが、英語の必要性は年々増しています。
入手する技術文書の多くは英語ですから、読んで理解する必要があります。
外国人とメールしたりする場合は、英語が基本。
海外に商品を輸出するなら取扱説明書の英訳版は必要不可欠。
外国人の同僚とのやり取りは英語。
海外からの顧客や業者と会議する時も英語を話す必要があります。

でも、エンジニアは概して英語が不得意だし、勉強する意欲も低い。
そんな環境で、英語も出来るエンジニアは希少価値なのです。
私は生き残りをかけた挑戦の一つとして英語学習に取り組み、TOEICで安定して900点以上を取れるようになりました。
TOEICは一つの指標に過ぎませんが、点数の威力と説得力は絶大です。
社内のIPテスト結果は社内で公表されますから、点数が高い人の噂は自然に広がります。
私自身、たかだかTOEICの点数が良いだけなのに、随分といろんなチャンスをもらったし、面白い体験もできました。
エンジニアの点数を上げるための社内講師も務めたくらいです。
まあ、詳しくは下記リンク先の記事を参照して下さい。
↓↓
英語を勉強する理由・メリットとは?あるサラリーマンの実体験を紹介

英語はツールの一つに過ぎない:

「英語を使う仕事」と「英語も使う仕事」をイメージ出来たでしょうか?
どんな仕事でも、英語は仕事を遂行する上での手段の一つです。
英語を使うことそのものが目的ではありません。
TOEIC対策の講師だって、英語の知識だけでは勤まりません。
次のような技能も重要です。

・生徒のニーズに耳を傾ける力(共感能力)
・自分の考えを分かり易く伝える力
・気が合わない同僚の職員とも協力する力(柔軟性)
・体力
・時間管理能力
・業界の動向を研究する姿勢
・・・

英語は重要なツールだけど、英語が出来れば自然と他の問題も解決される訳ではありません。
英語は自分の視野を広げチャンスを増やすためのキッカケになりますが、英語だけでは成功者にはなれません。

この記事が、英語というものを客観的にとらえるヒントになれば幸いです。、

以上

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