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英語の勉強でやってはいけないこと8選!初心者が陥りやすい罠とは?

目次

はじめに:

「英語は、こうやって学習すれば効果的だ」というアドバイスは巷に溢れています。

オススメの勉強法を知ることは価値があると思いますが、オススメでない(=やってはいけない)勉強法を知ることも同じくらい価値があると思います。

かけた時間・労力・お金が無駄にならないように、避けるべき方法や考え方を以下にまとめました。

参考にしてください。

1)英単語だけを機械的に暗記しようとすること:

いわゆる単語帳を使って、日本語と英語を対にして暗記しようとする方法はおススメできません。

第一、機械的に暗記しようとする方法はツマラナイでしょう?

この単語は、こういうストーリーの中でこういう風に使用されるんだ、という感じで覚えないとすぐに忘れてしまいます。

一つの英単語でも複数の意味を持ちますし、色んな文脈の中で様々な使われた方をします。

単語だけの機械的な暗記方法では、実践的な応用ができません。

ツマラナイ勉強方法は続かないので、早期に挫折することは確実です。

一番手軽で効果的と思われているようですが、実は一番非効率的で大変な方法なのです。

ただし、あまりにも英語の語彙数が少ない人は単語帳を利用するのもありだと思います。

しかし、あくまで補助的な手段としてです。

2)英単語には意味が一つしかないと思い込むこと:

英単語は複数の意味を持つことが多く、その使われ方も文脈により様々です。

「address」という単語について、オックスフォード現代英英辞典では、名詞として3種類、動詞として5種類の用例を挙げています。

そのうちの一部を引用します。( )内は私の日本語訳です。[sb=somebody, sth=something]

引用始め
*******************
名詞1)
「details of where sb lives or works and where letters, etc. can be sent」(住所や仕事場所、または、手紙などの送り先に関する詳細)

例文:
「what’s your name and address?」(君の名前と住所は?)

名詞2)
「a formal speech that is made in front of an audience」(聴衆の前で行われる正式な演説)

例文:
「tonight’s televised presidential address」(今夜テレビで放映される大統領演説)

動詞1)
「to write on a envelope, etc. the name and address of the person, company, etc. that you are sending it to by mail」(郵便での宛先(人・会社など)の名前や住所を封筒などに記すこと)

例文:
「The letter was correctly addressed, but delivered to the wrong house.」(その手紙の宛先は正しかったが、違う家に配達された。)

動詞2)
「to make a formal speech to a group of people」(集団に対して正式な演説をすること)

例文:
「The President has been asked to address the assembly.」(大統領は議会で演説するように依頼された。)

動詞3)
「to think about a problem or a situation and decide how you are going to deal with it」(問題や状況について考え、どのように対処するのか決めること)

例文:
「Your essay does not address the real issues.」(実際問題への対処方法が君の小論文には書かれていないね。)
*******************
引用終わり

「address」という単語一つとっても、色んな用例があるのがお分かり頂けたと思います。

みなさんが、英文を読んだり聞いたりする時に「address」という単語と遭遇したら、文脈も考慮した上で、8種類の用例の中から瞬時に選択する必要があるのです。

「address」=「住所」という単純な覚え方では、実践力が養われない理由がわかりましたか?

ところで、みなさんは英字新聞を読む習慣がありますか?

情報収取と英語学習の一石二鳥になるのでオススメなのですが、わからない単語が出てきたら、面倒くさがらずに英英新聞で意味を丹念に調べてみてください。

興味がある記事の中で使われている英単語は記憶に残り易いものです。

3)英文を読んだ後に不明点を放置する:

英文を早く読もうと意識するのは良いことです。

また、英文をたくさん読もうと努力するのも大切です。

しかし、理解できていない単語や文法を放置して、次の記事を読もうとしてはいけません。

必ず、辞書や参考書を使って不明点を確認してください。

分からないところを放置していたら、いつまで経っても分からないままです。

そのうち理解できるようになることはありません。

英語学習では、その人の性格がもろに出ます。

楽をしたいがゆえに手抜きをしようとする者は進歩しないままですし、そもそも英語学習自体に取り組むこともないでしょう。

そういう人間は日本語も雑に読んでいますから、それが原因で周りに迷惑をかけているはずです。

英語学習はある意味地道な作業を要求されるものですが、きちんとやればやるだけ身に付くので裏切られることはありません。

雑に読んで不明点を放置するのではなく、英英辞典や文法書などでしっかり調べて、その場で解決する癖をつけましょう。

インプットを正確に処理できるようになれば、アウトプットの練習もスムーズにできるようになります。

4)楽して短期間で英語を習得する方法があると思い込む:

「〇〇するだけで英語ペラペラ・・」「〇〇だけすれば短期でTOEIC点数アップ」など、英語学習者を誘惑する教材が本屋にはたくさん並んでいます。

楽して目標を達成したいという気持ちは分かりますが、英語学習に関しては王道はありません。

残念ながら、年単位の地道な勉強を積み重ねる必要があるのです。

勉強を楽しく継続する方法を見つけられるかどうかがカギなのです。

一般に、言語の習得には時間がかかります。

幼児が母国語の聞く・話すを習得するのにも毎日大変な労力をかけています。

読み書きは別途、学校で習う必要があり、長年の勉学の末、ようやく使いこなせるようになるのです。

社会人になっても日本語の勉強が終わるわけではありません。

4技能(聞く、しゃべる、読む、書く)のたゆまぬの鍛錬をサボっていたら、年齢を重ねても低レベルのままです。

いい年して言ってることが支離滅裂、文章が意味不明で誤字脱字だらけ、早とちりで文章の真意を取り違える、などの事例には事欠かないのではないでしょうか?

自分に置き換えて考えてみてください。

今まで、母国語である日本語の習得にかけてきた時間・労力・お金は相当のものではないでしょうか?

外国語である英語の習得にもそれ相応の手間暇がかかるのは当然なのです。

しかも運が悪いことに、英語と日本語は言語構造がかなり異なりますので、なおさら習得が大変です。

フランス人やドイツ人が英語を習得する場合の何倍も大変だと思ってください。

「楽して短期間で英語を習得する方法がある」という思い込みがいかに滑稽が、ご理解頂けたと思います。

5)ツライ方法で学習する:

何を面白いと思うか、何をツラいと感じるかは人それぞれです。

英語学習は、自分が楽しいと思う方法で行いましょう。

ツラい作業は長続きせず、すぐに挫折します。

しかも、ツラい作業は脳自身が拒否しますから、学習したことが記憶に残りにくいのです。

長期間の継続が必須の言語習得において、つまらない勉強方法を採用するほど不合理なことはありません。

あなたが日常生活で楽しいとか必要だと思っている作業は何ですか?

新聞を読んだりニュースを見る、漫画や雑誌・書籍を読む、映画を見る、仕事関係の情報をネットで集める・・・

自分が今まで当たり前のように日本語で行ってきた作業はたくさんあると思いますが、そのうちの一部を英語に置き換えてみてください。

「自分の必要性」と「自分の興味・関心」が、学習継続のための強力な動機付けとなります。

あなたの興味と必要性を満たすだけでなく、英語習得にも役立つのですから一石二鳥です。

きわめて合理的な方法だと思いませんか?

例えば、TOEICの試験を受ける直前は、対策本に集中的に取り組むと思いますが、そういう作業だけでは味気なですよね?

是非とも、あなたの日常生活の中に、自然に英語に触れる機会を取り入れてみてください。

6)インプットばかりでアウトプットをしない:

インプットとは、読む+聞くであり、受け身の作業です。

アウトプットとは、しゃべる+書くであり、能動的な作業です。

英語でしゃべる、英語で書くという作業は重要です。

どういう英語表現が適切か自分の頭で考えて自分で決断するというプロセスを踏むことで、その英語表現が自分の血肉になります。

実際に外国人に伝わったという成功体験を積み重ねられれば、それが自信となり、その表現は自分の脳に刻み込まれます。

能動的な作業は、受動的な作業の何倍もの学習効果があると思ってください。

特にスピーキングでは、ネイティブスピーカーの真似をして、腹の底から重低音を響かせるようにしゃべるのがコツです。

自分でしゃべったり書いたりできる英語表現ならば、読んだり聞いたりするのは簡単です。

しゃべる作業はリスニング能力向上に寄与し、書く作業はリーディング能力に寄与するのです。

楽だからという理由で「読む+聞く」というインプット作業ばかりをやっていると、英語力は伸び悩んでしまうものです。

是非とも、意識的にアウトプットの機会を増やしてみてください。

7)不十分な日本語運用能力を放置する:

我々日本人は、各自が持つ日本語能力を超えて、英語を操ることは出来ません。

あくまで、母国語をベースにして外国語を捉えているからです。

支離滅裂で分かりにくい日本語しか喋れない人が、英語で流暢にしゃべることはできません。

日本語で、意味不明の誤字脱字ばかりの文章しか書けない人が、英語で洗練された文章を書くことはできません。

日本語の会議で議論できない人が、国際会議で英語を使ったディスカッションができると思いますか?

日本語の運用能力に問題がある人は、英語を学習してもすぐに頭打ちになります。

そういう人は、思い切って自分の日本語を見直してみるといいでしょう。

多かれ少なかれ、外国語の学習者は、自分の母国語とも向き合わざるを得ないのです。

8)自分は年齢的に無理だと思い込む:

私の経験から言うと、たとえ40歳を超えていても、英語学習には何の支障もありません。

人間の知能は大きく分けると、流動性知能と結晶性知能の2つがあります。

流動性知能は、暗記力、計算力、問題処理力といったもので、短期の受験勉強などで有利に働きやすい能力です。

結晶性知能は、個人の経験をベースに構築されるシステマチックな知能のことで、長年の試行錯誤の中で生み出される知識・知恵・手順を指します。

下図は、一般的な学習心理学の教科書にも載っているグラフです。

結晶性知能は年齢とともに増加する一方、流動性知能は、二十歳くらいがピークで、その後徐々に低下します。

つまり、2種類合わせたトータルの知能は年齢と相関しにくいのです。

年配者は、単純記憶に頼った単語帳の反復などに時間をかけず、新聞記事の文脈や知識体系の中で各語彙を位置付けるなど工夫をすればいいでしょう。

結論を言うと、年齢による英語学習の有利不利はありません。

「自分は年齢的に無理だ」と誤解して、最初からあきらめていることが一番の問題です。

誤解はすぐに解いてください。

あなたの無限の可能性を、自らの誤解で潰してしまうなど愚の骨頂です。

最後に:

以上、英語学習をする上での、オススメできない方法や考え方を述べてきました。

もしも間違いや誤解があったら修正してください。

もう手遅れなんてことはありません。

なお、下記リンク先の記事には、お勧めの英語学習方法が記されています。

参考にしてください。

社会人のための英語勉強法を簡単解説!スキマ時間を使って効率よく!

以上

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