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初心者の典型的な悩みと不安は何か?
私は、今でこそTOEICで900点以上を安定して出せるようになりましたが、かつては右も左も分からない初心者でした。
だから、必要に迫られてTOEICを初めて受験する人の不安は理解しているつもりです。
「いつまでに○○点以上取らないと就職・昇進・転職に影響する」となれば、なおさらでしょう。
初心者の典型的な悩みは次のようなものではないでしょうか。
・とりあえず公式問題集を買ったけど、リスニングもリーディングも歯が立たない。
・さっぱり聞き取れないから、問題を解くこともできない。
・文法も錆びついているし単語を知らなさ過ぎるから、書いてある内容を理解できない。
・何から勉強すればいいか、さっぱり見当がつかない。
・とりあえず英単語帳をやればいいのだろうか?
・聞き流し教材を流しておけば自然に聞き取れるようになるのか?
私も似たような状況で、何をすればいいか途方に暮れていました。
とりあえず色んなものに手を出しましたが、今考えれば随分と遠回りで効率の悪い方法だったと思います。
この記事では、TOEIC初心者に向けて、短期間での点数アップ法を記していきます。
文法と語彙
英文法は英語学習の基盤です。
英文法を疎かにした状態で何をやっても砂上の楼閣となります。
効率を重視する人であればなおさら、英文法を確立することに最優先で取り組みましょう。
大学入試で不自由しないレベルであればOK。
テキストは何でもいいです。
自分で参考書を買って自習するのがツラい人は、先生に習うのがいいでしょう。
でもTOEIC対策用の学校に行くのは面倒でしょうから、スマホのアプリを使って分かり易い講義を聞くといいです。
数分ごとの短時間区切りになってますから、集中力の持続を心配する必要はありません。
中学レベルから復習することも可能です。
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TOEICテスト対策
次が英単語です。
TOEICの問題では約3000の必要語彙を知っていれば、9割以上をカバーできます。
この点は、初心者にとって都合が良いですね。
TEX加藤先生のミリオンセラーとして名高い「銀のフレーズ」「金のフレーズ」「金のセンテンス」をオススメします。
とくに初心者は「銀のフレーズ」を最初にやりましょう。
TOEIC用の基本英単語を抑えることが出来ます。
前述のスマホアプリにも英単語の強化機能がありますから、文法と合わせて習得することが出来ます。
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TOEICテスト対策
まあ、英単語を覚えるのはそんなに楽しい作業ではありませんから、アプリの方がモチベーションを維持しやすいかもしれません。
リーディングでやるべきこと:
文法と語彙を固めたら、次は公式問題集で実践形式の練習をして、TOEIC特有の傾向と内容に慣れる必要があります。
パート5~7のリーディングは、制限時間が75分ですが、はじめは時間を気にせずに解いてみてください。
正答率が低くても気にしなくていいです。
大切なのは、解答・解説書での復習です。
自分が間違ったり納得いかない部分の解説を一字一句しっかり読んで、100%理解しましょう。
文法を習得済みのあなたなら、困ることはないはずです。
解説を読んで理解できなければ、文法知識が欠落している証拠ですから、基盤固めに精を出しましょう。
繰り返しますが、早がば回れです。
解答の根拠を100%理解したら、同じ公式問題集を何回か繰り返して解きます。
時間を計って75分以内に収まるようになれば、とりあえずOK。
これでTOEICの傾向を体にしみこませることが出来ますから、試験の時、格段に有利になります。
リスニングでやるべきこと:
TOEICのネイティブスピーカーは丁寧にゆっくり発音してくれますが、それでも初心者にとっては速く感じます。
一回聞いて分からないものを何回繰り返し聞いても、聞き取れるようにはなりません。
無駄です。
公式問題集の解説欄に載っている英文スクリプトと日本語を確認し、まずは内容を100%理解します。
その上で、英文を見ながらでいいので音読しましょう。
自分で口に出し、自分の耳で聞くことで英文が脳に刻み込まれます。
そして再び、パート1~4の問題音声を聞けば、聞き取れるようになっている箇所が増えているはずです。
確信を持って解答できる割合も増えます。
そして再び、英文スクリプト確認+音読。
このサイクルを何回か繰り返せば、100%聞き取れるようになります。
耳で英語を聞くと同時に意味も理解できているはずです。
問題音声のネイティブ発音を真似ているうちに、英語特有のリズム感も体得できます。
まとめ:
以上が初心者向けのTOEIC集中訓練法です。
文章で書くのは簡単ですが、実行するには数か月~一年程度かかると思います。
そんなに楽な作業ではありません。
完全な独学や自習に慣れてない人は挫折して諦めてしまうかもしれません。
単語帳や文法書や公式問題集を購入するのではなく、前述のスマホアプリですべて代替した方が快適な人も多いはず。
個人的な目標に合わせて勉強内容やスケジュールを提案してくれたり、相談に乗ってくれるプランもあります。
用意されたメニュー通りにこなせばいいのですから、ある意味、気が楽ですね。
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TOEICテスト対策
スマホアプリは、時間が無くて往復通勤などのスキマ時間を有効活用し、場所を選ばずに学習したい人にはオススメです。
語学の習得は、継続できるかどうかが鍵です。
勉強すればするほど実力がつくので、裏切られることはありません。
飽きずに続けられそうな方法を是非とも見つけてください。
この記事が何かしら参考になれば幸いです。
以上