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私のTOEIC点数推移:
2014年、私はTOEICで950点を取りました。
出題が旧形式の時代ですが、900点を超えたのは自分でも快挙だと思っています。
「私には英語の基礎力があります」と誰に対しても胸を張って言えるのです。
530点から本格的なTOEIC対策を開始し、試行錯誤しつつ2年半の年月を要しました。
40歳を超えた人間が仕事をしながら語学を習得するのは、楽ではありませんでした。
平凡を絵に描いたような環境:
私は帰国子女ではありません。
海外で暮らしたことはありません。
周囲はみんな日本人です。
中学高校では、いわゆる受験英語を真面目に勉強していました。
大学は理工学部です。
一年時に必修で少し英語の授業があった程度です。
もちろん、留学の経験もありません。
メーカーに就職してからは技術開発の仕事に従事していました。
基本的に、英語が出来ないと困る仕事はしていません。
同僚も上司も英語が出来ない人ばかり。
英文科出身で留学経験がある人は別世界の人、という認識でした。
こんな、英語とは縁がない平凡な環境に身を置く私でも、TOEICで900点を超えることは可能なのです。
そのために必要な資質や条件は何だと思いますか?
TOEICで900点を超えるのに必要な条件とは?
私なりに考えた条件を以下に挙げます。
1)切実感
どうにかしてTOEICの点数を上げたいという切実さが根底になくてはなりません。私の場合は本業で目立った実績がなく、このままでは将来がおぼつかないと焦っていました。なんとかして英語力で差別化アピールし、チャンスを広げようと思ったのです。
2)英文法がバッチリ
英文法は英語を学ぶ上での基盤です。基礎工事をしっかりやった後でないと、大きな建物は立てられないですよね?それと同じです。しっかり英文法を習得した上で、読む・聞く・話す・書くの4技能を練習すべきです。早がば回れです。
3)学習を習慣化する知恵
語学の習得には年単位の時間を要します。TOEICの対策本ばかりでは飽きてしまいますから、無理なく習慣化するための工夫が必要です。英語学習と情報収集も兼ねて英字新聞を毎日読む。好きな洋画を英語音声・英語字幕で視聴するなど。。。各自が自由に選択すればいいと思います。
4)目先の損得にとらわれない
目先の自分の損得ばかりを考えて生きている人は、すぐに目に見える結果を求めがちですから堅実な努力が出来ません。そういう人は、あまり語学に向いていないと思います。大らかに楽しめる性向、不確実性への耐性などが必要です。
5)利用できるものは何でも利用する
私がTOEICで700点くらいの時、アメリカ人が中途採用で入社してきました。運よく私と同じグループで席も隣同士になり、それから約3年半、英語のみで彼とやりとりをしてきました。無料の英会話教室が実現したのです。当時、私のTOEICスコアは所属部門で一番だったので、ネイティブアメリカ人の面倒を任されたのだと思います。つまり、自分の努力で運を呼び込んだという訳です。話すというアウトプットを実践する機会はとても貴重であり、そのチャンスを大いに活かせたと思っています。
6)日本語を丁寧に扱う
日本語の運用が雑な人は、外国語の習得もうまくいきません。我々日本人は日本語を通して外国語を理解しているのですから、日本語力によって英語力も規定されます。一生懸命勉強しているのにTOEICの点数が伸び悩んでいる人は、読書をするだけでなく、自分の話し言葉や書き言葉が論理的で分かり易いものかどうか点検することをオススメします。
7)並みのIQ(知能指数)でOK
IQ130以上の人を天才と呼ぶらしいですが、私のIQは100程度だと思います。その手の本を買ってこっそり試してみた結果です。平均程度のIQでもTOEICで900点超えは可能だということです。TOEIC950点というスコアが独り歩きし、「あなたはきっと普通の人とは頭の出来が違うんですね」なんてマジ顔で言われたことがありますが、誤解です。私に出来るなら、アナタにもできます。
8)TOEICの問題形式に慣れる
TOEICで出題される場面、形式には傾向があります。慣れることで、スムーズに理解し正確に回答することができるようになります。公式問題集などを繰り返し解くことでスコアアップが容易になります。真の実力者でない人がハイスコアを狙うなら、是非とも実践しましょう。
まとめ:
普通の日本人の環境にいる人がTOEICで900点超えするのに必要な条件・素養を述べてきました。
私が具体的にどんな学習をやってきたのかは、下記リンク先の記事を参照してください。
また、私は英語学習を長期間継続することで、色々と得をしたり、面白い体験をすることが出来ました。
サラリーマンとしての実体験を下記リンク先の記事にまとめてあります。
↓↓
英語を勉強する理由・メリットとは?あるサラリーマンの実体験を紹介
何かしら参考になれば幸いです。
以上