英字新聞を使った英単語の覚え方を紹介します

英単語は単語帳では覚えられない:

世間では、単語帳が大人気のようです。

気軽に読めるからでしょうか?

でも、単語帳で覚えられますか?

すぐに忘れてしまうのではないでしょうか?

何回も繰り返して無理に覚えるなんて、ツラくありませんか?

私にはとても無理です。

繰り返すのはもちろん大切ですが、人間が長期記憶するには次の2条件が必要です。

・心的に興奮状態にある事(興味、関心、喜怒哀楽など)
・文脈の中で覚える(どのような状況でどんな使い方をされているか?)

この2条件を満たすには何をすればいいか?

毎日読む新聞を英語版にしてしまえばいいのです。

情報が得られるだけでなく英語学習にもなりますから一石二鳥。

興味ある記事を選んで読めば上記2条件を満たせますから、英単語の習得にも好都合です。

英字新聞の第一関門は見出しを理解すること:

でも、英字新聞を読むのは簡単ではありません。

初めて目にする人は、どの記事を選べばいいか迷うと思います。

記事の選択は見出しを見て行います。

見出しを見て興味が湧くものを片っ端から読めばOK。

でも、その見出しの読解が結構難しいのです。

見出しの文法は本文とは異なります。

具体的には、下記リンク先の記事を読んで下さい。
↓↓
英字新聞で挫折したくないなら、まずは見出しを攻略すべし!

まあ、慣れればスムーズに理解できるようになりますから心配は不要です。

何はともあれ実行してみましょう。

勇気ある女性が勝訴した記事を見てみよう:

実際に、英字新聞の記事を眺めてみましょう。

2019年12月18日付のジャパンタイムズに「Japan journalist Shiori Ito awarded ¥3.3 million in damages in high-profile rape case」という見出しが載っています。

日本語に訳せば次のような感じ。

「注目のレイプ裁判で、日本人ジャーナリストの伊藤詩織さんが勝訴。賠償額は330万円」

写真出典:KYODO

この裁判は日本だけでなく、世界中で関心を集め、大きく報道されています。

被告の男性は日本の総理大臣のマブダチで、総理ヨイショ本も書いている腰巾着。

日本政府の広報活動に熱心に取り組んできた「有名人」です。

彼は権力に近いということで、検察も起訴をためらい、最終的には断念しています。

かなり、圧力がかかったみたいです。

ここで普通の女性なら泣き寝入りをするケースですが、伊藤詩織さんは違いました。

被告男性を含めた腐敗した権力者たちに立ち向かい、実名を公表して告訴に踏み切ったのです。

この性犯罪被害の詳細を記した「Black Box」という著書は大好評で、各国語に訳され、「the best journalism award by the Free Press Association of Japan in 2018」を受賞しています。

私も読みました。

性犯罪被害に遭った女性が警察に行った後、さらに辱めを受けるというセカンドレイプの実態も克明に記されています。

これは、日本の恥部であり世界中から嘲笑されています。

上記ジャパンタイムズの記事から少し引用します。( )内は私の邦訳です。

「Ito, 30, filed the suit with the Tokyo District Court in September 2017 against Yamaguchi, 53, a former Washington bureau chief for Tokyo Broadcasting System Television Inc., accusing him of sexually assaulting her at a Tokyo hotel on April 4, 2015.」

(伊藤さん(30)は2017年9月、元TBSワシントン支局長の山口(53)を相手に、東京地方裁判所に訴訟を提出した。訴状の内容によれば、彼女は2015年4月に東京のホテルで山口から強姦されたという。)

「The case has drawn global attention, given that victims rarely come forward with allegations of sexual assault in Japan.」

(性犯罪被害に遭った女性が声を上げるのは日本では稀であり、この裁判は世界的な関心を集めた。)

「Ito was seeking ¥11 million in compensation, as her complaint filed with the police after the incident was dropped by prosecutors who said there was insufficient evidence.」

(伊藤さんは警察に被害届を出したが、検察は証拠不十分として不起訴の決定を行った。そのため、彼女は1100万円の損害賠償を求めていた。)

「The ruling accepted Ito’s account of the incident, noting that her actions following the events were consistent and objectively showed that she had no reason to make false claims about them.」

(裁判では伊藤さんの訴えが認められた。事件後の彼女の行動には一貫性があり、客観的に判断して、虚偽の訴えをする理由はないと判決文に記されている)

「The judge concluded that Ito had disclosed information about the incident in the hope of shedding light on the challenges sexual abuse victims face in society, and said her reaction following the incident did not fit the definition of slander.」

(伊藤さんは、性犯罪の被害者たちが社会で直面している困難な状況に光を当てたいという気持ちから事件情報を開示しており、彼女の行動は(被告男性への)誹謗中傷には当たらない、と裁判官は結論付けた。)

伊藤詩織さんのジャーナリストとしての立派な仕事、勇気ある行動に敬意を表したいと思います。

皆さんは、どう思いますか?

まとめ:

英字新聞には、様々なジャンルの色んな記事が載っています。

今回取り上げたのは人権侵害に関するテーマであり、TOEICで出題されるものとは異なります。

しかし、良質の英文に触れることで英語力の底上げが可能となります。

そして何と言っても、心的な興奮状態(怒り、同情、悲しみ、喜び)を抱きつつ英文を読むことで、そこで使われている英単語やフレーズも脳に深く刻まれます。

恐らく、一生忘れることはないでしょう。

こんなに効率がいい記憶法は他にありません。

いきなり本格的な英字新聞を購読することに抵抗があるなら、週刊版で試すのも手です。

詳しくは、下記リンク先を見てください。
↓↓
ニュースで身につく、世界の視点と英語力。
The Japan Times Alpha

英字新聞で毎日情報収集し、実際にスラスラ読んで理解できるようになれば、TOEICも自然とハイスコアになっています。

これを機会に英字新聞の世界を覗いてみてください。

以上

タイトルとURLをコピーしました