目次
あなたはどうしてTOEICの点数を上げたいのか?
「英語は苦手だけど、TOEICの点数は上げたい」
会社の中でも外でも、こういう声をよく聞きます。
昇格、就職、転職・・・
TOEICの点数が問われる場面は数多いですね。
会社の面接官は、すでに英語を使って長年仕事をしてきた人に対しても、「じゃあ、TOEICだと何点なんですか?」と訊いてくる始末。
日本でのTOEIC受験者数は年間で約250万人(2018年時点)。
日本で一番ネームバリューのある試験だといえましょう。
もちろん、TOEICは試験ですから一つの指標に過ぎません。
万能ではないのです。
それでも、点数が持つ説得力は絶大です。
TOEICの点数が高いだけで仕事のチャンスが広がります。
他人から尊敬されます。
情報源が増えるので、自分自身の視野も広がります。
「英語は苦手だけど、TOEICの点数は上げたい」という人が多いのは当然だと言えます。
おまけに、対策にかかるお金も受験料も比較的安く済みますから、コスパも最高。
私は約2年半で、530点→950点までスコアアップさせた実績があります。
具体的なプロセスは下記リンク先の記事に譲りますが、思い返してみると非効率的な部分も多々あったと思います。
↓↓
私のような凡人がTOEICで950点取れたのはナゼか?
私は長い年月をかけて、英語学習の何たるかや、英語学習でやってはいけないことを理解してきました。
この記事では、主に初心者を対象として、TOEICの点数を効率よく上げるための手順を説明いたします。
手順1:英文法の錆びつきをチェック
ハッキリ言うと、英文法の勉強はあまり面白くありません。
私も好きではありません。
でも、英文法なくしてTOEIC対策は始まりません。
始めても良いですが、伸び悩むので挫折の原因となります。
文章の構造を理解できなければ頭の中で整理できず、知識の吸収や定着の妨げとなります。
学習上の混乱を避けるにはルールや基準を明確化しておく必要があるのです。
早がば回れ。
大学受験レベルで不自由しない状態にするのが先決です。
下記の文法書が2020年2月22日に発売予定です。
独学できる人は試してみてもいいでしょう。
新品価格 |
自分で本を購入して独学でコツコツ・・というスタイルが合わない人は多いはず。
そういう人は、スマホアプリの力を借りて勉強しましょう。
↓↓
スタディサプリ ENGLISH まずは無料体験!
名物の人気予備校講師の分かり易い英文法授業をスマホ画面で聞くことが出来ます。
演習問題を通して理解を深められます。
これを、通学することなく、いつでもどこでも学習出来るのです。
便利な時代になりましたね。
手順2:必要最低限の語彙を持つ
文法を理解したら、その先の本格対策に進んでも良いのですが、ちょっと待ってください。
語彙数の乏しい人がいきなりTOEICの問題に取り掛かっても、面食らうだけの可能性があります。
学習をスムーズに進めるために、最低限のTOEIC用頻出英単語を押さえておきましょう。
TEX加藤先生が書いた「金のフレーズ」「銀のフレーズ」は、TOEIC専用に練りに練られた単語帳です。
必ず出題されるものばかりですから、覚えておけば確実に役立ちます。
手順3:試験の形式と出題傾向に慣れる
次は、実践的な試験形式の訓練です。
とりあえずTOEICの点数さえ取れればOKという人ならば、公式問題集だけに絞っていいでしょう。
あれこれ手を出すより、公式問題集だけを繰り返し解くのです。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5 新品価格 |
何も見ないで解いた後に答え合わせをし、間違ったところは、その原因を100%納得するまで解説を読み込みましょう。
同じ間違いを繰り返すのは避けるべきです。
リスニングについては、設問に答える以前に、聞き取れないという人も多いはず。
そういう人は、解答・解説冊子に載っている英文を見ながら自分で音読します。
ネイティブスピーカーの音声の真似をして、自分で発音し、自分の耳で聞く。
自分でスムーズに喋れるならば、聞き取るのも楽になります。
音読することで文章が脳裏に刻まれやすくなるという効果もあります。
ダマされたつもりで、試してみてください。
リスニングもリーディングも、とにかく繰り返して、型やパターンを覚えてしまうことが大切です。
TOEICは様々な場面を扱っているとはいえ、ある決まった傾向があります。
その傾向に慣れるだけでも、問題文を理解する正確さと早さに大きな差が生まれます。
TOEICはある特定分野の知識が要求されることはありません。
政治や社会問題に無関心で選挙に行ったことがないような人でも不利にはならないので安心して下さいね。
TOEICの公式問題集は上記リンクで示したものが新形式対応です。
余裕があれば複数冊購入して繰り返しましょう。
公式問題集の詳細レビュー記事については、下記リンク先を参照して下さい。
↓↓
TOEIC公式問題集をやるべきか悩んでる初心者へのアドバイス
手順4:試験を申し込んで受験する
勉強をしても、実際にTOEICを受験しなければ点数を証明することはできません。
学校や会社内で集団受験(IPテスト)を利用できる人は良いですが、それ以外の人は公開テストを自分で申し込み、指定の会場まで行く必要があります。
TOEIC未経験の人は不安もあるでしょう。
私が実際に公開テストを受験した時の様子を下記リンク先の記事にまとめたので、参照して下さい。
↓↓
はじめてのTOEIC公開テスト受験報告
手順5:目標点を超えるまで受験を繰り返す
あなたのTOEIC目標スコアは何点ですか?
600点?
700点?
800点?
こればかりは自分で決めるしかありません。
業界にもよりますが、一般的には600点を超えれば評価の対象になり得ます。
その根拠については、下記リンク先の記事に書いてあるので、参照して下さい。
↓↓
TOEICの点数分布を見てみよう。就職・転職で有利なのは何点以上か?
自分で決めた目標値に到達するまであきらめず、学習を継続して下さい。
まとめ:
繰り返しになりますが、独学に自信がない人はスマホのアプリを検討しましょう。
↓↓
スタディサプリ ENGLISH まずは無料体験!
親切な講義だけでなく、演習問題も多数収録されています。
必要に応じて、学習上の相談にも乗ってもらえます。
学習時間や到達度の測定・記録をする機能もあるので、挫折を防ぎやすいと思います。
独学で成功できるのは、10人に一人くらいの割合でしょう。
これは、私の個人的な知見です。
多くの人は、学習開始以前に出来ない言い訳をしたり、参考書を購入してもホコリをかぶったままになります。
そんなことをしている間に、時間はドンドン経過します。
手段として最終的に何を選ぶかはアナタの自由。
半年なら半年、一年なら一年と期間を決めて、集中的な対策をすることをオススメします。
以上