スポンサーリンク

英単語の覚え方:忘れにくい合理的な方法を紹介します


こんにちは。 JUNと申します。

メーカーのサラリーマンとして技術開発に携わる一方、英語の勉強を趣味にしているという変わり者です。

TOEICで最高950点取ったことがありますから、まあまあ得意な方だと思います。

ところで、英語学習で英単語をなかなか覚えられなくて困っている人は多いと思います。

日本語と英語はかなり異なりますから、無理はありませんよね。

この記事では、私が長年実践してきた英単語の覚え方をみなさんに紹介していきます。

気楽に読んで頂ければと思います。

目次

TOEIC用の英単語の覚え方

TOEICの問題は、頻出単語の約3000個を覚えておけば9割以上をカバーできます。

だからといって、英単語だけに集中して覚えようとしても無理です。

人間の脳は、意味のない文字の羅列を拒否します。

英単語を覚えるには、文脈という背景が必要なのです。

自分に興味があり、多少なりとも感情を揺さぶられる状態でないと脳が受け付けてくれません。

物語性がある素材はたくさんありますが、とりあえずTOEICの点数アップが目的なら、公式問題集が最適です。

日常生活やビジネスの、いかにもありそうな場面が盛りだくさん。

悪人がいない架空の話なので興奮はしないと思いますが、「この英単語は、こういう文脈の中でこんな感じで使われるんだな」ということを理解できます。

公式問題集を何回か繰り返し解いたり、テキストを見ながら音読することで、問題そのものを覚えてしまいましょう。

結果的に、特に意識せずとも英単語は自然に定着していきます。

詳しいことは、下記リンク先の記事で確認してください。
↓↓
TOEICの単語を楽に覚えたいなら、この方法がおすすめ

英単語の覚え方:単語帳をいかに利用すべきか?

TOEIC用の単語帳で有名なものといえば、TEX加藤先生の「金のフレーズ」です。

文章形式の「金のセンテンス」もあります。

私は両方持っていますが、TOEIC用の英単語で覚えていないものがないかどうかチェックのために用いました。

私は900点以上取る実力を持っていますが、それでも欠落している英単語をたくさん発見することができました。

これは大きな成果と言えます。

問題集をやりつつ語彙数を自然に増やすのが私のお気に入りスタイルですが、取りこぼしの英単語を単語帳でまとめて確認して集中的につぶす方法もありだな、と感じました。

より詳しく知りたい人は、下記リンク先の記事を読んでください。
↓↓
【英単語帳】TOEIC「金のフレーズ」の正しい使い方とは?

単語帳は、特に初心者に人気があるようですね。

理由は次の3点。

・単語なので気楽に始められる。
・文法よりも取り組みやすい。
・英語力が上がったと錯覚できる。

しかし、単語帳ばかりに頼った勉強法はデメリットも多いのです。

1)つまらない
2)すぐ忘れる
3)仕事などの実践場面で使えない
4)TOEICの点数アップにはつながらない

単語帳をメインにした勉強法は、本来の目的に反した非合理的な手段です。

本末転倒です。

詳しくは下記リンク先をお読みください。
↓↓
TOEIC初心者が単語帳を使いたがるのはナゼか?

単語帳は、初心者だけでなく上級レベルの人でも使います。

TOEICで900点を超え、英字新聞や洋書をバリバリ読みこなしたい人向けの単語帳も存在します。

ちょっとマニアックですが、ネイティブのインテリの世界に興味がある人は下の記事を読んでみてください。
↓↓
TOEICで900点を超えた人がやるべき単語帳はコレだ!

英単語の覚え方:簡単な方法は意外にもコレだった:

英単語の覚え方と聞いて、単語帳を思い浮かべる人がほとんどだと思います。

でも、その常識は間違っています。

機械的な反復記憶作業を根気よく何十回も行うなんて不合理だと思いませんか?

少なくとも、私には無理です。

モノを永続的に覚えるには、以下の2条件を満たしている必要があります。

・心的に興奮状態にある事(興味、関心、喜怒哀楽など)
・文脈の中で覚える(どのような状況でどんな使い方をされているか?)

単語帳には、これらの条件が欠落しています。

これら2条件を満たし、だれでもアクセス可能なメディアといえば英字新聞です。

ネイティブなら情報収集のために毎日読んでいます。

日本語メディアの代わりに英字新聞を読めば、生きた情報を得られるだけでなく英語の勉強にもなります。

「この英単語は、こういう文脈でこんな使われ方をするんだ・・」という発見を毎日しながら、語彙力を自然に強化できます。

もちろん初心者が手を出せる代物ではありませんが、TOEICで700点くらいあれば何とか対応できるでしょう。

私の経験上、そう感じます。

下記リンク先の記事で、英字新聞に慣れるためのアドバイスや、具体的な記事内容の紹介をしています。

興味がある人は読んでください。
↓↓
英字新聞を使った英単語の覚え方を紹介します

英単語の覚え方:おすすめのアプリは?

私の現在の単語学習は、毎日、英字新聞を読みつつ、知らない単語が出てきたら英英辞典で意味を調べるというスタイルです。

この方法を、もう何年も続けています。

ですから、私にとっての英単語アプリは英英辞典ということになります。

付属のCD-ROMをPCにインストールし、画面上に英単語を打ち込めば、該当ページが表示されるので紙の辞書で調べるよりかなり楽です。

英英辞典といっても、使ったことがない人にはピンとこないと思います。

英単語の意味がすべて英語で説明されているネイティブスピーカーにとっての国語辞典ですね。

私の使っているオックスフォード現代英英辞典は、内容がかなり充実しており、TOEICの重要頻出単語については詳細な説明がされています。

日本人向けに作られた薄っぺらな単語帳とは雲泥の差です。

英英辞典はネイティブに近い感覚を身に付けるのに有効ですし、分厚い学習が可能です。

英単語を見て、頭の中で日本語に訳してしまう癖が付きません。

英語を見て英語のまま理解することができるようになるのです。

興味のある英字新聞記事を読み進め、途中で知らない単語に遭遇した場合、どうしても意味を知りたくなりますが、そのタイミングで英英辞典を使うと記憶への定着がスムーズにいきます。

私にとっては、英語の勉強という感覚がありません。

日常的な習慣です。

英英辞典は敷居が高いと思い込んで尻込みしている人のために、紹介記事を用意してあります。

よろしければ読んでみてください。
↓↓
【単語帳よりおすすめ】英英辞典の使い方を紹介します

英単語の覚え方:中学生はどうすべき?

私は教師ではないので、学生さんへの指導はあまりできません。

ですから、私の中学時代の勉強方法を少し書きたいと思います。

私が通っていたのは、中高一貫の私立進学校でした。

週に6時間も英語の授業があり、英語の先生はとても厳しく指導してくれました。

英文法の解説を聞き、教科書の文章を読み、リスニングし、先生の後に続いてリピーティングし、週に一回は書き取りのテストがありました。

まじめにやっていたので、定期テストでは毎回9割以上の得点率でした。

その頃の地道な積み重ねは、50を過ぎた今でも大切な財産となっており、私の英語力の基盤となっています。

学生の頃、英単語だけに焦点を当てた指導を受けた記憶はほとんどありません。

文章の中で自然に覚えていった感じです。

英文の構造や意味を理解し、インプットとアウトプットをバランスよくこなしていけば、英単語の習得で困ることはないと思います。

「英単語が覚えられない」という人は、単語帳ばかりに頼った勉強方法をしていませんか?

単語帳は補助手段に過ぎないと心得てくださいね。

英単語の覚え方:大人は子供より不利か?

確かに単純な短期記憶でしたら、幼児や若い世代のほうが有利でしょう。

でも年配者は、年齢とともに積み重ねた体験により、脳内に様々な思考システムを蓄積しています。

ある英単語をそのシステムに取り込んだり関連付けることで、長期記憶にしやすくする芸当を持っています。

まあ、トータルで考えると、英単語の記憶能力に関して年齢的な差異はないと思います。

「私はもう〇〇歳だから、英語なんて今更勉強しても覚えられない」なんていうのは、ただの言い訳です。

誤解です。

自分で自分の可能性を否定するなんて、愚の骨頂だと思います。

初心者が陥りやすい罠についてまとめた記事がありますので、参考にしてください。
↓↓
英語の勉強でやってはいけないこと8選!初心者が陥りやすい罠とは?

まとめ:

少し長い記事になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

英語を構成する最小単位である英単語にスポットを当てて、自分なりの考えを述べてきました。

英単語と日々格闘なさっている人にとって、この記事が何かしらお役に立てば幸いです。

以上

タイトルとURLをコピーしました